2008年03月08日
鬼太郎界の車

今日は水木しげる先生のお誕生日ということで
朧車に引き続き、火車(かしゃ)を紹介します。
火車とは本来、罪人の魂を地獄へと搬送したり、責め立てたりするための、猛火に包まれた車のことを指していた。
地獄にいる鬼によって引かれているのだが、やがて、車を引く鬼そのものをも、火車と呼ぶようになったという。
火車を引いていたのは、もともと地獄の獄卒であり、鬼の姿であった。
しかし、死者を連れ去る火車の性質が、死体を盗んで喰らうという別の妖怪『魍魎』(もうりょう)のイメージと混合し、やがて、巨大な猫の姿へと変貌していった。
その結果、火車の性質も、葬送のおりに突如現れて、棺桶ごと死体を巻き上げて盗み、肝をとって喰らうものとなっていった。
死体から肝を抜いて食べるというのは、本来、魍魎のもっていた性質である。
肝をとって喰らう・・・・
つまり「もう家計が火の車やわ~」とは、
そうゆう状態のことです。
それくらいキツイってこと!
※由来はあくまでも想像です。
Posted by japannetwork at 18:00│Comments(0)
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