世界一安い車nanoの技術

japannetwork

2008年03月28日 18:00

スイスで開催された第78回ジュネーブモーターショーについてです。

自動車業界が新モデルを披露する華やかな舞台であると同時に、
未来のデザインコンセプトを提示する
実験場でもあるこのショー


2008年も、現実離れしたコンセプトカーの数々が展示されました。
画像を見るだけでも、おもしろいんです!

大注目を浴びたのはインドのタタ社が発表したnanoです。
以前このブログでも世界一安い車として紹介しましたね。
ベーシックタイプは10万ルピー(=30万円をきるくらい)とお求め安い!

お値段のかわいさもさることながら、
              外見もかわいい



さてさて、このnanoですが、
一体どんな構造なんでしょうか。
今回、ちょっと嬉しくなった点をご紹介します。

まず、nanoはRR(後部エンジン・後輪駆動車)で、三菱自動車「iのようにエンジンから前部のラジエータへの長い配管があるようです。

そして、助手席の下に燃料タンクがおかれているようで、ボディの左右をまたがず片側に寄せて作ったのでしょう。
左右の違いはあれ、トヨタの「エスティマなどに使われている「新MCプラットフォーム」でも採用されている構造です。

ね、ね、日本の技術がインドで大活躍です!

もともとスズキ全盛なインドですが、
この世界一の低価格車が世界中から注目されるたびに、
ちょっと嬉しくなりますよね




関連記事