世界一安い車nanoの技術
スイスで開催された第78回
ジュネーブモーターショーについてです。
自動車業界が新モデルを披露する華やかな舞台であると同時に、
未来のデザインコンセプトを提示する
実験場でもあるこのショー。
2008年も、現実離れしたコンセプトカーの数々が展示されました。
画像を見るだけでも、おもしろいんです!
大注目を浴びたのは
インドのタタ社が発表したnanoです。
以前このブログでも
世界一安い車として紹介しましたね。
ベーシックタイプは10万ルピー(=
30万円をきるくらい)とお求め安い!
お値段のかわいさもさることながら、
外見もかわいい
さてさて、このnanoですが、
一体どんな構造なんでしょうか。
今回、ちょっと嬉しくなった点をご紹介します。
まず、nanoはRR(後部エンジン・後輪駆動車)で、
三菱自動車「i」のようにエンジンから前部のラジエータへの長い配管があるようです。
そして、助手席の下に燃料タンクがおかれているようで、ボディの左右をまたがず片側に寄せて作ったのでしょう。
左右の違いはあれ、
トヨタの「エスティマ」などに使われている「
新MCプラットフォーム」でも採用されている構造です。
ね、ね、
日本の技術がインドで大活躍です!
もともとスズキ全盛なインドですが、
この世界一の低価格車が世界中から注目されるたびに、
ちょっと嬉しくなりますよね
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