前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の違い

車のカタログを見ていたらＦＦ、ＦＲ、４ＷＤとか書いてありますよね。
なんとなくタイヤに関係することってのはわかるのですが、
どう違うのかな～？とお思いの方へ、解説します。
お車ご購入のご参考になればと思います


ＦＦ、ＦＲ、４ＷＤというのは、エンジンの位置と駆動輪の位置の頭文字 です。
エンジンの位置の位置も示してあるんですね。

始めにくる文字はエンジンの位置を表し、Fは「フロント=前」という意味です。
FF、FRは２WDで、２つのタイヤが駆動します。Fが「フロント=前」で、Rが「リア＝後」です。

４WDはエンジンの位置はどこでも設置可能です。
全てのタイヤが駆動します。


特徴をふまえた一覧にしておきます

ＦＦ=Front Engine Front Drive
エンジンが前にあって駆動輪も前輪。
操舵（ハンドル切って方向を変える）と駆動（クルマを走らせること）を前輪 が引き受け、後輪は空回りしているだけなのでタイヤの寿命は前輪のみが極端 に短くなります。

ＦＲ=Front Engine Rear Drive
エンジンが前にあって駆動輪は後輪。
前輪は操舵、後輪は駆動と役割を分担させています。クルマとしての重量配分の バランスがよく、素直なハンドリングを実現しやすいです。

４ＷＤ=4 Wheel Drive
４輪駆動。前輪、後輪全てが駆動輪。
エンジンがどこにあってもこのレイアウトは可能です。
４輪が駆動輪のため駆動力を路面に伝えるという能力はピカイチです。 加速力は抜群ですが、駆動力が強すぎてコーナリングではアンダーステア の出やすいレイアウトと言えます。


ご参考になりますでしょうか？
ではでは、ご来店おまちしております