ハイブリッド車に擬似音のガイドライン
ハイブリッド(HV)車の「音が静か」なところ。
騒音が少なく、良いところではありますが、これが問題視されています。
静か過ぎてHV車の接近に気づかないケースが起こりうるからです!
これでは事故につながる可能性大。
ということで、
音の静かなHV車に
擬似エンジン音を付けることが考えられていました。
で、
国土交通省が疑似エンジン音などを出す「車両接近通報装置」の搭載を義務付けると発表しました。
(いつからかはまだ知りませんが。)
装置の機能などのガイドラインを示し、義務化される前にも積極的に搭載するよう、関係団体を通じて各メーカーに要請したようです。
同省は今後、各メーカーがガイドラインに沿った装置搭載車を販売し始めたら保安基準を作成する方向。
そうなるとしたら、なるべく早く義務付けしたほうが良さそうですね。
歩行者やユーザーにとってもメーカーにとっても。
今の段階で対象となるのは、
低速走行時にエンジンを使わず電気だけで走行するHV、
電気自動車、
燃料電池自動車。
ガイドラインでは、装置で音を発するのは、発進から時速20キロまでの走行時と後退時。
車が発進してから20キロになるまでは自動的に鳴り続けることが望まれます。
時速20キロを超えると、電気自動車などでも通行人が通常のエンジン車と同様に接近に気付くようです。
低速での走行時はほとんどの人が接近に気付かないということが実験でわかったのです。
たしかにHV車はスーーっという感じで発進しますからね。
後ろから接近していても気づきにくいです。
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