グラントリノ（フォード・イーストウッド製）

フォード社製のグラントリノです。



1972年型。
これと同じ型の車が映画グラントリノに出てきました。


その映画グラントリノは、クリント・イーストウッド製。
イーストウッドが主演も監督もプロデュースもしています。





------------------これより、ネタバレ注意です↓

映画の中では、
元軍人で、かつてフォードの自動車工でもあった頑固な老人役をイーストウッドが演じています。
その老人が隣に住むモン族の少年と交流をもって・・・・

すごく大雑把に言うとこの流れで話が進む映画なのですが、
町のギャングによるひどい暴力、お隣さんモン族一家の温かさと主人公の差別主義、
そのなかで頑固ジジィと移民少年が心を通わせる様子を人間くささ満載で描いています。

端役までも行き届いたきめ細かな演出。
頑固ジジィが自分のもつ偏見と直面したり、移民と皮肉を言い合うやり取りでさえ笑えるようにできています。

モン族に対するギャング達の執拗な嫌がらせが次第にエスカレートしてゆき、お隣さん一家がとんでもない目に！
悲しみのなか、頑固ジジィが立ち上がり、
そしてラストは・・・・

　　・・・ラストはナイショにしときますが、泣いてしまいます。


グラントリノ、かっこいい車です。