飲酒運転撲滅機器、トヨタと日野が実験。

ドライバーの呼気をチェックし、アルコールが検知された場合にはエンジンを始動できなくさせる機器、
「アルコール・インターロック」


飲酒運転を防止する装置として、海外では装備が進んでいる地域もあるそうです。
日本ではトヨタと日野自動車が、9月から自社開発品の検証を目的に実用試験を実施すると発表。




実用試験を行うのは、運送事業者での使用を想定した業務用。
実際にトラックなどに機器を装備、約３ヶ月間にわたり運用してもらい、ドライバーの使い勝手など、機能を検証する。
試験に参加する車両は30台。
国内の主要自動車メーカーによるアルコール・インターロックの大がかりな実用試験は初めて。





この装置は、運転手がエンジンを始動させる前に検出装置に息を吹きかけないと、エンジンをかけられないように設定。
設定した濃度のアルコールが検出された場合、エンジンを始動できないようにロックする。
また、デジタルカメラで呼気が運転手本人のものと確認できるように検査時の顔の画像を自動撮影する。




実用化にあたっては、まだまだ課題があるらしく、商品化は先になりそうです。

この実験のために、日ごろからたくさん飲酒される大酒のみの人を公募したそうです。
安全のために、“呑んべぇ”と行われる実験のご紹介でした。