酒と車とロシアのジョーク
ロシアのゴルバチョフ大統領時代、禁酒令がしかれ、
ロシアの人々が大好きなウォッカが公共の場で飲めなくなりました。
寒い国なのでアルコール度数の高いウォッカが飲みたくなることは簡単に想像できますね。
しかし外国人については禁酒令は適用除外でした。
ロシアの人に御礼をする時は、外貨よりもウォッカの方が喜ばれたくらいの時代。
少し不謹慎ですが、外国人の間では
「ガス欠で車が走らなくなったらウォッカをガソリンタンクに流し込んでやれば、ロシア人と同じように動くようになる」というジョークが流行ったそうです。笑えないジョークですが。
しかし近年、このジョークが実現され得るようになりました。
もちろんロシアうんぬんは抜きにして、
エタノールで走る車が開発されているからです。
(エタノールはアルコール類の一種です)
ガソリンにエタノールを混入させるとか、
バイオエタノールとか、ニュースで聞きますよね。
かといって車の場合は人間と違い、
酔っ払ってクダをまくなんてこともなく、
酔っ払って「もうここで寝る~!」なんてこともなく。
関連記事