5月1日 暫定税率、復活!

japannetwork

2008年05月01日 12:00

今日から5月ですね
始まりの1日目はいいお天気で、
連休中の行楽も、我々のように仕事中もすがすがしい気分です。

そんな今日、またもや暫定税率が復活しました!

さてさて、
暫定税率とは文字通り暫定(一時)的に決められた税率で、普通はガソリン税(揮発油税・地方道路税)などの「道路特定財源」のための目的税の「本来の税率に暫定的に上乗せされた」税率のことをいいます。

きっかけは1973年に起こった第1次オイルショック(石油危機)でした。
第4次中東戦争のあおりで石油価格が急騰し、狂乱物価など激しいインフレーションを生んだオイルショックですが、日本は国家をあげて「省エネ化」をめざしました。
深夜放送が自粛され、ネオンサインが消えるなどその努力は相当なものだったのです。
そして、省エネのため石油資源を節約し、石油の消費を抑制することを狙いとして、ガソリン税などの税率を上乗せする暫定税率が課せられることになったのでした。

暫定税率はガソリン税だけでなく、同じ年に自動車取得税、自動車重量税に、1976年には軽油取引税にも創設され、これらはすべて現在に至るまで続いています。

本来は「暫定」という一時的な税率であったはずなのですが、30年たった今でも、何度も延長措置がとられ、存続しているのです。


   と、まぁこんなことです。
とはいえ創設されたのは随分前の時代。
今現在にはまた必要性が変わってきているのではないでしょうか?
制定された時代は、道路を作ったり直したり維持したり、多額の費用が要りました。
それまで無かった所に新しく道を作るのですから、当然ですね。

今現在では費用は当時ほどは要らないんじゃないかと思います。

しかし重要な点があります。
借金だらけのこの国が税金を減らしながらやりくりしていけるのか?です。
なんならガソリン税からの収入も、環境改善活動や医療保健や教育、その他の予算にまわせばいいんじゃないかとも思います。


ガソリンの値上がりは生活を直撃します。
特に私達、滋賀県民は車を使って生活している人が多いので大打撃です。
ガソリンスタンドの方々も随分とご苦労なさっていることでしょう。

正直、暫定税率について鋭く意見できるほどの理解力と分析力が私には備わっていません。
ですので、復活がいいのか廃止がいいのか、判断できずにいます。
しかし決まったことには腹をくくって携えるつもりです。
私達が財源です、ムダにしたくありません。
一刻も早くやりくり上手な国になって、税率を下げられるような余裕がほしいものです。
今はガソリンについての金銭面が苦しくなりますが、
皆さん、ともに頑張りましょう!!


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